1月9日 宇都宮市で精神医学や中国古典書籍、哲学関係の古書を1000冊ほど出張買取させていただきました。
内容が濃い本もありましたが状態が悪い本が多数でしたので、少なめの金額での買取となりました。
「全部持っていってくれればお金はいらないよ」と処分がメインの案件だったので査定から運び出しまでスムーズに行えました。お家の方にも手伝っていただき助かりました。この度はありがとうございました。
私もブログをやっていきます。買取や経営のことなど実際の仕事内容を書いていきます。
ますは仕事内容の紹介です。
この商売は本当に多種にわたるジャンルがでてくるので、ある程度の商品知識が無いと仕事がはじまりません。
全てに共通して重要なのは「いくら位で売れるか」の相場感だと思います。
それがわからないと買取金額がでませんね。
買取屋さんは取り扱う商品が多いので学者先生や研究者のような掘り下げていく深い知識よりも、
内容はどういうものかを知っている程度でも幅広い知識の方が現場では絶対必要です。
知ってる程度といっても相場がどれくらいかはもちろん、商品状態の優劣や真贋、復刻や印刷、レプリカがあったりするのか、すぐ売れるのか時間がかかるのか、おおよその購入時定価、どのような方が欲しがっているのか、ネット向きか実売り向きか、などを目安に査定します。
商品によって査定方法は違いますが、せり(市場)のような瞬間の買値のつけ方では無いので、比較的簡単です。
ある程度時間をおいても(数分程度)大丈夫なケースがほとんどだからです。ものすごい急ぎのお客様は別ですけども。
古本や古書はモバイルで詳しい相場を調べられます。オークションの落札結果がメインですが、古書店さんの価格も参考にしています。私の場合は相場を知っていても念のためモバイルで調べてしまうことが多いです。昔からなので習慣です。
骨董品や美術品などは大手美術オークション会社の図録での相場や落札結果を頭に入れてなんですが、作家作品等1点ものが多いので直に見ての感じで最終価格は決定します。
基本的に冒険は滅多にしないので、だいたいはその作家さん相場のお値段通りなんですけど。
ということで、様々のジャンルを扱う場合は幅広い商品知識の勉強は欠かせません。お客様自身がコレクターだとその商品に対しての知識は全然かないませんので教えていただけることも多くあり、ありがたい限りです。
このブログでは創業してまもない同業者の方や、古本屋や骨董道具系、リサイクルショップを新しく創業しようとしている方向けの日々買取日記的な内容で内部事情もちょくちょく書いていきたいなぁと思ってます。
読んでいただいたあとは少し役に程度の「ふぅーん」を目指して更新していきます。よろしくお願いします。